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東村山市中央公園周辺に住んでいると世界はこう見えています。偏見多めでしょうが。
2019年も四分の一が終わりました。
新年度に切り替わった初日。
平成から令和になりました。

いや、切り替わるのは5月1日からだ、としたり顔で指摘する輩もいますが、にこっと笑ってそうかな?と問いただしたい気持ちにもなります。
不謹慎なので、あまり言いたくありませんが。

このタイミングでひばりが丘駅周辺も、大きく変化しました。
一つには、駅の北口の整備が終わり、駅前までバスが乗り入れるようになりました。
北口のビルもオープンし、予想外に面白くないテナントが揃っていて興ざめしました。

一方で、南口から徒歩15分はかかるいこいの森公園のすぐ近くにある魚耕が閉店しました。
最終日はだいぶ並んだようです。
どうも、単なるおいしくて、安くて、というお寿司屋さんではなかったんですよね。
店員さんに若い人がいなかったせいか、妙にさみしさが募る気持ちはよくわかります。

そんなこんなで令和を迎えたわけですが、、、
レイワといえば、西東京市民ならだれもが思い浮かべるものがあります、そうあれです!
みたいなものは何にもないなあ、と5分ほど考えて思いました。

令和についてのさまざまなコメントの中で私が一番関心したのは、レイワ(018)を足すと西暦になる、というやつです。

元号が必要なのか、という議論は様々あるものの、変えただけでこれだけ話題にのぼる、気持ちが一新されるというのは、すごいことだなと思います。
残り少ない平成を楽しみつつ、来る令和に向けて心の準備を整えたいものですね。

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湖池屋のドンタコスと言えば、メキシコの街中を三角帽子をかぶった、不思議なステップであるくおじさん、とセットで私の記憶にあります。
メキシコ、は私の勝手な想像なんですけどね、意外と同じように思い込んでいる人が少なくありません。

さて、ひばりヶ丘駅の隣、保谷駅は、歩きやすいのが北口、交通量が多いのに歩道がなく、歩きにくいのが南口です。
不思議なステップなんてしている余裕がないどころか、自転車での移動も、相当に難儀します。
その保谷駅の南口から練馬方面に5分くらいでしょうか、歩いたところに、どん太、といううどん屋さんがあります。

店内はカウンターと、テーブル席があります。詰め込めば15人ほど入れるでしょうか。
イスと机はゆったりと配置されており、子連れでもさほど周りを気にせずにいられます。
店内は比較的新しく、清潔感の漂う一方、木目が多く暖かみを感じます。
ここで味わうことができるのは、武蔵野うどんです。

麺は、讃岐うどんともそん色のないコシがある太麺。
量は標準で400gですが、倍量の800gでも200円増しというお得さ。

つけ汁は、標準と、肉汁、カレー汁の三種類があります。
私は標準的な武蔵野うどんよりもやや薄めだと思います。
その分、なのかどうか、汁の量が結構多めです。

天ぷらも、各種野菜やかき揚げなど、さまざま用意されています。
どれもこれも非常に安いです。
その分、小さいのですが、多くの種類を食べたい人にはちょうど良いと思います。
その他、しょうが、大根おろしなどはトッピング扱いになります。

店員さんは女性が二人。
女性の武蔵野うどん屋さんと言えば、清瀬から小平に移転した福助さんが有名ですが、あそこの店主さんに勝るとも劣らない、優しい接客をしていただけます。

うどんってね、ゆでるのに時間がかかるものなのです。
こちらのお店も正直、待ちますし。
しかも、食べるのにも時間がかかります。
カレーは飲み物、とんかつは飲み物、なんて言葉がありますが(そういうお店があるのですが)、うどんは飲めません、しっかりかまないと。

その、うどんを食べるためだけに使う時間、ある意味贅沢な時間を過ごすのに、こちらのお店はぴったりなんだと思います。
いや、もちろん、スマホ見て待ち、スマホ見ながら食べたっていいと思います。
でも、うどんを待って、うどんをかみしめる時間、何かを考えるのも楽しいじゃないですか。

わたしは、他人の人生を勝手に想像するのが楽しいです。
この右隣りに座ったおじさんはどうして今日は一人でうどんを食べに来ることになったんだろう、とか。
後ろの席に座ったカップルは女性がいやにエラそうなんだけどどうして付き合っていて、この先どんなイベントがあるのだろう、とか。

うどんも、贅沢な時間も味わえる、どん太さん、おすすめのうどん屋さんです。
是非、支店を出される際にはひばりヶ丘にお願いしたいです。
ただ、帰り道は、また交通量の多い道でうんざりするんですけどね。
西東京市には市内の農業情報を配信するホームページがあります。
西東京市 農のあるまちサイト
http://farm-nishitokyo-city.jp/

西東京市の農業については、第2次西東京市農業振興計画が定められています。
農業や農地を今後どうしていくのか、の根本が分かりやすくまとまっている資料だと思います。

その外側には、農協があります。
農産物ごとに農家が集まった組合があります。
そして、それぞれの農家の取組があるわけです。

市の農業振興計画は、農業の方向性を決めるようなものではなく、現在の農業をより発展していくための各種マーケテイング、もっと簡単に言えば、西東京市の野菜をもっと認知してもらうための取組が書かれています。
全然、認知度が高まっているとは思えない、めぐみちゃんもこの計画の中で有効活用が求められているわけです。

という全体観の中での、西東京市 農のあるまちサイトですが、もうちょっと何とかならないものかと思います。

一つ、大きな問題点は、情報量が足りなすぎることです。
例えば、直販をやってらっしゃる農家が全て掲載されているわけではないことが挙げられます。
事情はね、何となく理解できなくもないのですが、わたしの行っているあの直売所って、何か問題があって市のホームページに記載がないの?ということにもなりかねません。

それとできたら、今、あるいは今日は何を売っているのか、の情報くらいは欲しいところです。
もっと言えば、今年のなには(トウモロコシは、でも、枝豆は、でも)、終わっています、も知りたいです。

用意する小銭についても、情報が欲しいところです。
直売所によっては、10円単位のお金を用意する必要があるところもありますし、農家の方がほぼ常駐していてお釣りに対応してくれるところもあります。

最後に、農家さんによっては収穫体験ができるところがあります(ごく少数ですが)。
これも情報として載せてほしいと思います。

西東京市の予算の中で、農林関係に使っている費用は少なくとも8,000万円弱ほどあります。
農地を維持する、農家の皆様がより豊かな生活を送れる、市民がより新鮮な野菜を食べられる、市民が農業と触れ合える機会を提供する、どれも望ましい政策の在り方だと思います。
そのためにも、ぜひ、情報開示を充実させてほしいと思っています。
西東京市は、保谷市と田無市が合併してできました。
そして、ひばりヶ丘は、旧保谷市の一部でした。

この「保谷」ですが、古くは穂谷と呼ばれていた(あるいは名乗っていた)ようで、江戸時代に幕府に提出した書類に誤記したことがきっかけで保谷になった、との記載がWikipediaにあります。
この話の真偽は分かりませんが、明治のころには保谷と言う地名が正式に使われており、明治8年に苗字を決めなければならない際に、この地に住んでいた人が保谷という苗字を使い始めたのだろうと思われます。

保谷さん、と言う姓は、これもとあるサイトによると、3600番目くらいに使用している人が多い苗字で、利用している人数もたまたまですが、3600人くらいなんだそうです。
このうち、約三分の一の1200人が西東京市在住です。

余談ですが、残りの保谷さんは首都圏が多いものの、まあまあ全国に散らばっています。
面白いのは、西東京市の隣接自治体、練馬や新座、東久留米にはあまりいらっしゃらないところです。

併せて、今の季節、保谷梨が食べごろ(あるいはもう終わったくらい)なのですが、この保谷梨をネットで調べていると結構な確率で保谷農園に行き着きます。
これ、保谷にはなく、飯能にある農園です。
保谷園、というのは保谷にありますが、こちらは農園ではなく、造園業の会社さんになります。

さて、西東京市以外にも圧倒的に保谷さんが集まっている地域が一つあります。
これが、長野県長野市です。
200人近く住んでいるそうです。
有名な保谷眼科があるのも長野市です。
えらそうにすみません、わたしも保谷眼科さんを今さっき初めて知ったのですが。

長野に保谷さんが多い理由は分かりませんが、恐らく太平洋戦争のころに疎開した、とかそんなことなのではないか、と思います。
HOYA(保谷市で開業した歴史的事実があります)の工場が長野にできた際に、保谷にいた従業員が移った、という仮説も立てては見たのですが、HOYAの工場は長野にはありません。

さて、西東京市には保谷さん姓の1/3が住んでいるのであって、他の姓に比べて、保谷さんだけが圧倒的に多いわけではありません。
と言うか、1200人ならそれほど多くないのではないかと思われます。

にもかかわらず、保谷さんの存在感は非常に大きいです。
その理由の一つは、有名人に保谷さんが多いからです。

地元の名士、という言い方がありますが、地元の西東京市に夜間と週末しかいないサラリーマンにとって、地元の有名人とは、概ね政治家になります。
そのため、市議会議員、元市長などに保谷さんがそれなりにいる、ことが有名人が多い、ひいては存在感がある、ということになります。

人の欲するものと言えば、権力とカネ、というお金の面ではどうでしょうか。
これは、実際に市内を散歩して、この家、大きいなー、と思うと表札が保谷さんだったりすることが多いです。
保谷さんの多くは、古くから西東京市に住んでいるものと思われることから、元々農家だったりして、大きな敷地を保有している、などといったことも多いと思います。

では事業の方はどうでしょうか。
わたし、これもあまり伝手がなく、商工会には保谷社長がたくさんいる、といった情報はありません。
ただ、ひばりヶ丘駅の北口にある正育堂の社長は保谷さんです。
正育堂の建物は北口の再開発に合わせて建替えが進んでいるのですが、この会社、ホームページにあるような文具屋さんというよりも、複数のビルを保有する不動産屋さんだな、と思うところだったりします。

他人の苗字って、書けることは調べればいくらでも出てくるのですが、どうも興味がない上に、いいことをしている感じがあまりしないですねえ。

思い返してみると、子供のころは引越しの多い人生だと思っていた。

幼稚園、小学校、中学校、高校とそれぞれ引越しをしている。

幼いころから同じ場所に住んでいる、ということを少しうらやましく思う気持ちもあったし、環境が変わったことを有難いと思っていたこともある。

ところが、そこからぴたりと動かなくなる。

大学に進学し、社会人になり、結婚するまで同じ場所に住み、結婚を機に実家を出たものの、ほぼずっと同じ場所に住んでいる。

何か理由があって引っ越していないと言うよりも、何も引っ越す理由がないので引っ越していない。

住環境が固定されている一方、勤務地は何度か変更している。

転職によるものもあれば、部署の異動に伴うもの、会社自体が移転したもの、など理由はさまざまである。

こんなことを考え始めたのも、今週末に会社の移転が行われたためである。

数えてみれば、7回の移転で8か所目の勤務地となる。

ところがこの8か所、最寄駅は4つ目なのだ。

しかも、同じ最寄駅で職場が変わったことはない。

あっちに行ってまた戻り、を繰り返していることになる。

と言うわけで、今回の引越先も初めての街ではない。

何度も通ったランチ処があり、喫茶店があり、コンビニがある街なのだ。

これは言い換えると、何年かおきに同じ場所に生息していると言うことであり、街の変化を感じるにはちょうど良い、とも言える。

街の変化と言うと、ビルの建て替え、お店の入れ替わり、などが思い浮かぶ。

これは、風景が変わると言うことである。

しかし、それだけにとどまるわけではない。

人が変わる、ということでもあるのだ。

人が変わるとは、二つのケースがある。

一つは、その場に生息する人の属性が変わるケースである。

最近、聞いた話だと、銀座のコリドー街のケースがある。

銀座の中でも比較的奥に位置するコリドー街は、新橋とも離れており、客層が大人中心だった。

しかし、近年は低価格を売りにしたチェーン店が多く出展してきており、若者が増えてきた、と言うのである。

同じような話は神楽坂についても聞かれる。

これを活気が出てきたと評価するか、文化が失われたと評価するかは難しいところである。

そして、もう一つは、本当に人が変わるケースである。

通いなれたバーのマスターが引退して若い人に代わっていた、なんてケースである。

わたしには通いなれたバーなんてないので、単なる想像でしかないが。

さて、引っ越してきたばかりのこの街には、週1回は通っていたカレー屋がある。

カレーは1種類で、トッピングがカツとかエビフライとかさまざまある、そんなお店である。

ところが、私はこのお店のカレーを一回、初回往訪時にしか食べたことがない。

実はこの店、カレーの他にラーメンを提供しており、私はラーメンが食べたくてこの店に通っていたのだ。

この店、10人ほど座れるカウンターの後ろに4人掛けのテーブルがいくつかある、という作りなのだが、ラーメンを頼む客は必ずカウンターに座る。

そして、連れ立ってきた客は絶対にラーメンを頼まない。つまり、ラーメンを頼む客は一人でやってくる。

何かのルールに従ってそのようになっているのではなく、私の観察によれば、そうなっている。

店の大将は、カウンターの内側の厨房に陣取り、主としてカレーのトッピングと、ラーメンのスープ作りを担当している。

初老、という歳の男性である。

厨房にはもう1名、助手がおり、こちらはカレーのライスの盛り付け、ラーメンの麺の茹でを担当している。

初老、という歳の女性である。

フロアには1名、担当者がおり、こちらは来店した客を席に誘導し、出来上がった料理を運び、食べ終わった器を片づけ、ている。

昔は会計もしていたのであるが、自動発券機が導入され、この業務はなくなっている。

初老、という歳の女性であるが、前2者と比べると、いささか若い。

この3人で一番偉いのは大将である。

カレーのトッピングであるエビフライを二つに切ってほしいという客の注文に応じるか否か。

カレーのトッピングであるエビフライを別皿に分けて盛り付けてほしいという客の注文に応じるか否か。

ラーメンを麺固めにしてほしいという客の注文に応じるか否か。

全て、大将が最終ジャッジを行う。

ところで、次に偉いのは厨房にいる助手である。

助手は大将のサポートを行うのであるが、基本的には大将からの指示を受け付けない。

いや、注文が入ると大将からの指示なんてなくても用意できてしまうくらいにしかメニューがないのだ。

その代わり、ではないのだが、助手は大将のやり方を結構頻繁に罵倒する。

曰く、注文が前後している。曰く、料理が出来上がったら出来上がったと言え。曰く、カレーが跳ねているから皿を拭け。等など。

そして、大将のみならず、フロア担当に対しても、頻繁に指示を飛ばす。

助手の方が大将より偉いのでは?という疑問を持たれた方がいたら、私の説明技量が不足しているせいである。

助手が大将を罵倒した場合、大将はそのほとんどを、うるせい!と一喝するのである。

しばしば、フロア担当者への指示についても、大将が訂正することがある。そしてフロア担当者は最終的に大将の指示に従うのだ。

このような状況で、私は大将と助手は夫婦なのではないか?と思っていた。

年の頃も違和感ないし、だいたい人(客)前で罵り合うのは、夫婦以外には考えられないではないか。

ところがある日、助手がこの店に姿を見せなくなった。

そして、フロア担当は助手となり、新しいフロア担当が採用された。

新しいフロア担当は中年女性である。

もちろん、私には何があったのか、知るすべはない。

大将と助手は夫婦でもなんでもない他人で、しゃしゃり出てくるその態度に大将が切れてクビにしたのかもしれないし、二人は本当に夫婦で妻がつかれたので仕事をやめたいとこぼし、大将がそれを承認したのかもしれないし、もちろん他の可能性だっていくらでも思いつく。

現象だけを記せば、助手へと昇格した元フロア担当は助手の仕事をこなしながら、新人のフロア担当のヘルプに入り、大将には敬語で話し、大将の機嫌も良くなった。

今まで、フロア担当と大将が話をするのは、業務的なやり取りに限られていたが、軽い冗談や雑談も交わされるようになった。

そんな状況が半年ほど続き、新しいフロア担当も職場に慣れ、元の助手が職場復帰しないことが固まったと思われた頃、私はこの地を離れた。

そして2年経って、私は再びこの地に舞い戻ったのだ。

あの店はどのような状態なのだろうか。

またあのラーメンを食べたい。

そう思いつつも、まだ行けていない。

ラーメンも他では味わうことのない独特なものなので、本当に楽しみにしているが、お店の状況はさらに私にとっての楽しみである。

元助手が復活している可能性もあるし、新助手の口が悪くなっている可能性もある。

新助手も去り、フロア担当が助手に昇格(?)しているかもしれない。

新しく加わっているメンバーがいるかもしれず、客層が変わっている(以前はおじさんメインだったのだが、若い女性が大半とか)可能性だってある。

そして、もちろん大将が辞めている可能性だってあるのだ。

そんないろいろな可能性を考えていて、というか妄想を楽しんでいて、現実の店舗に足を運ぶのを後ろ倒しにしている

リアルに打ちのめされる前に、もう少し妄想で遊びんでいたいのだ。

さて、大将が辞めているって店が無くなったってことでしょう?と思われるかもしれない。

そうではないのだ、この店が存続していることは疑いがない。

何故なら、このお店はチェーン店であり、同じチェーンのお店が引っ越してくる前のオフィスのすぐ近くにあり、店舗一覧からこの店が消えていない以上、閉店しているということはありえない。

一方でチェーンだったら、ここでしか味わえないラーメンは変ではないか、と思われるかもしれない。

これにも理由があり、端的に、チェーン店でラーメンを提供しているのはどうも、この私の大好きな大将と助手とフロア担当のいる、このお店だけっぽいのだ。

わたしが、現在の勤務地に何年居続けるのかは分からない。

そんな先のことよりも、何が変わったのか、を鋭敏に感じられる今を大事にした方がいいのかな、とそんなことを日々思ったりしている。

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