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東村山市中央公園周辺に住んでいると世界はこう見えています。偏見多めでしょうが。
湖池屋のドンタコスと言えば、メキシコの街中を三角帽子をかぶった、不思議なステップであるくおじさん、とセットで私の記憶にあります。
メキシコ、は私の勝手な想像なんですけどね、意外と同じように思い込んでいる人が少なくありません。

さて、ひばりヶ丘駅の隣、保谷駅は、歩きやすいのが北口、交通量が多いのに歩道がなく、歩きにくいのが南口です。
不思議なステップなんてしている余裕がないどころか、自転車での移動も、相当に難儀します。
その保谷駅の南口から練馬方面に5分くらいでしょうか、歩いたところに、どん太、といううどん屋さんがあります。

店内はカウンターと、テーブル席があります。詰め込めば15人ほど入れるでしょうか。
イスと机はゆったりと配置されており、子連れでもさほど周りを気にせずにいられます。
店内は比較的新しく、清潔感の漂う一方、木目が多く暖かみを感じます。
ここで味わうことができるのは、武蔵野うどんです。

麺は、讃岐うどんともそん色のないコシがある太麺。
量は標準で400gですが、倍量の800gでも200円増しというお得さ。

つけ汁は、標準と、肉汁、カレー汁の三種類があります。
私は標準的な武蔵野うどんよりもやや薄めだと思います。
その分、なのかどうか、汁の量が結構多めです。

天ぷらも、各種野菜やかき揚げなど、さまざま用意されています。
どれもこれも非常に安いです。
その分、小さいのですが、多くの種類を食べたい人にはちょうど良いと思います。
その他、しょうが、大根おろしなどはトッピング扱いになります。

店員さんは女性が二人。
女性の武蔵野うどん屋さんと言えば、清瀬から小平に移転した福助さんが有名ですが、あそこの店主さんに勝るとも劣らない、優しい接客をしていただけます。

うどんってね、ゆでるのに時間がかかるものなのです。
こちらのお店も正直、待ちますし。
しかも、食べるのにも時間がかかります。
カレーは飲み物、とんかつは飲み物、なんて言葉がありますが(そういうお店があるのですが)、うどんは飲めません、しっかりかまないと。

その、うどんを食べるためだけに使う時間、ある意味贅沢な時間を過ごすのに、こちらのお店はぴったりなんだと思います。
いや、もちろん、スマホ見て待ち、スマホ見ながら食べたっていいと思います。
でも、うどんを待って、うどんをかみしめる時間、何かを考えるのも楽しいじゃないですか。

わたしは、他人の人生を勝手に想像するのが楽しいです。
この右隣りに座ったおじさんはどうして今日は一人でうどんを食べに来ることになったんだろう、とか。
後ろの席に座ったカップルは女性がいやにエラそうなんだけどどうして付き合っていて、この先どんなイベントがあるのだろう、とか。

うどんも、贅沢な時間も味わえる、どん太さん、おすすめのうどん屋さんです。
是非、支店を出される際にはひばりヶ丘にお願いしたいです。
ただ、帰り道は、また交通量の多い道でうんざりするんですけどね。
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