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東村山市中央公園周辺に住んでいると世界はこう見えています。偏見多めでしょうが。
参議院で内閣不信任案が可決された。

その結果、参議院で審議されている議案は廃案になった、とのこと。
では、なぜいきなり、内閣不信任案が提出・可決されたのか。その根拠は、安倍首相以下閣僚が予算委員会に出席しないことが、説明を求められたら必ずいくように、と書いてある憲法63条に違反していること、である。
ここまでは、どのメディアでも共通に報じている。

では、何故憲法63条違反を犯したのか。
この問題を考えるに当って、委員会へ出席しなかった事実があることを確認しておきたいと思う。
その理由について、自民党の説明は、形式的に分からなくもない。つまり、従来は与野党で合意して閣僚の出席を決めてきたが今回はその合意がないこと、そのような状況下、議長から閣僚への出席依頼があったものの、議長は不信任議案が提出されている状況でそのような依頼を行える立場にあるか疑問であること。
この理由付けは、形式的に過ぎると思う。恐らく自民党でも本気で信じているわけではないのだろうと思う。

では、実質的に出席したくなかった理由は何か?
どうもこれがよく分からない。
行くだけ無駄だ、どうせ実のある議論がなされるか不明であるし、ということであればそれなりに納得できる。その場合、呼ばれていた時間に何をしていたのかが問題になるのだろうと思う。

逆に、野党側が閣僚を呼んでまで説明させたかったことは何か?
これもどうもはっきりしない。
参議院で議論することで、これだけ実益があったはずなのだ、ということがどうも見えてこないのだ。

というわけで、このどうにも心に響いてこないよなあ、と私が思っているところの理由は、この国会で議論することの実益がよく分からない、という点に落ち着く。
一般論としては分かるんだけど、今、まさにこのときに、閣僚を呼びつけないといけない理由は定かではないように思える。

なお、民主党は参議院の後、記者会見で、不信任案よりも成立させたい議案を先に審議することでその法案だけでも成立させられないか、を自民と協議したところ、自民から拒否された、と主張している。これもよく分からないのだが、どちらを先に審議するかは最終的には多数派、つまりは民主党の意向で決められないものなのだろうか。

以上、言葉は適当なのですが、こういうことを客観的に説明してくれる文章が読みたいです。
どちらかの立場で、相手の非を述べていてもいいのですが、分からないことが多くて、うんざりしてしまいます。
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東京都議会議員選挙が終わった。
多くの選挙がそうであるように、今回の選挙もまた、誰が都議会議員に相応しいのか、私にはさっぱり分からなかった。
西東京市では現職二人が、そろって再選されたようである。
今までの実績くらいは、東京都の議事録でもあされば出てくるのだろうが、私にはそこまでの情熱も、時間もなかった。気分的には完敗である。

一方で各候補者のHPを拝見しても、何がしたいのだか、さっぱりわからなかったこともまた事実である。まあ、問題起こしてないみたいだし、という感覚からは現職二人が当選したのもそんなものか、と思う。

都議会議員選挙を巡る状況の中で、都議会議員に誰がなるのか、以上に私にとって面白いのが、日本維新の会の共同代表である橋下さんが、選挙結果が不振であったことの責任を取って、共同代表を退くのか、である。
維新の支持率が、橋下発言のあおりを受けて、下降傾向にあると報じられている。
都議会議員選挙の結果が、維新にとって惨敗と呼ぶに相応しいものであったため、共同代表を退陣すべし、という声も聞かれる。が、現時点では退陣する、と確定しているわけではなさそうである。

日本維新の会にとって、橋下さんが共同代表であることは必要なことなのだろうか?私のような素人には、現時点での維新の支持率は多くが彼の個人的なカリスマに寄るものであり、橋下さんが共同代表を辞めると、維新の支持率はさらに下降するように思える。
このことは、私が橋下さんを支持するとか、尊敬しているとか、って話とは関係なく、集票力、という意味で橋本さんは凄い、ように思える。

もちろん、組織が、次の選挙で勝つことだけを目的としている、とまで単純に考えられないことは分かっている。
選挙の仕組みについても分かっているとは言い切れないのかもしれないと思う。もっと代表になると選挙に勝てるような人材がいるのかも知れない。

ただ、その点が明確にならない時点で、維新としては(一部の人かもしれないけど)、代表を交代させることが、より次回の選挙に勝つ可能性を高めるかもしれないと考えているわけだ。
組織にとって必要な人、なんて、橋下さんほどはっきりしていても、人によって評価が分かれる、ということは知っておいていいと思う。
それほど、人を評価するってことは難しいという意味で。

※6/25には、橋下さんが共同代表を辞任することについて、否定的な見解を出している。辞任をぶち上げて潔いところを見せた上で、最後には泣き落としで協力を請う。なんだかできすぎた筋書きだが、あまり愉快なものではないと個人的には思う。
自民党の憲法改正案について、注目度が高く議論されている状況を私はいいことだと思う。
たくさんの意見が出ることが面白い。
それ以上にたくさんの議論の仕方があることが面白い。
現時点で思っていることをいくつか、私のために残しておこう。


憲法について議論する前に、まずは、憲法のようなものは、いくらでもこじつけで議論が出来てしまうことを知っていなければならないのだと思う。
あの発言と、この文言を組み合わせると、こういう意図なんだろう、というのはこじつけ以外の何者でもない。
こじつけの上手下手はあるのだが。

次に、私は自民党の憲法改正案を読んでいない。
しかし、世の中(私が見ているのはネットの中だけかもしれないけど)の議論は、概ね、同じように読まずに行われている、と思う。正直、現在の憲法すら理解していないような議論も多々あり、楽しくもあり寂しくもある。

憲法が何のためにあるのか、は国民が議論すべき問題であって正解があると私は思わない。従って、憲法とは為政者、公権力を抑制するものである、という前提は必ずしも正しいものとは思わない。
また、実際に報道等で目にする改正の内容は、国民意識とは非常に合致している印象の方が強い。
例えば、私人の権利行使を抑制することについては、生活保護の議論を見ていても、同意できる人が多いのではないだろうか。
自衛隊が国防軍と再定義されることについても、当然だと思う人の方が多いと思う。

字面だけを追っていくと、私には多く賛同を集めるであろうことしかかかれていないように思えるのだ。その裏側に侵略戦争に邁進する意図が隠されていると読む、人がいるものもちろん、理解できるのだが。

もう一つ、結論なく議論することを政党として認めている日本維新の会が新聞社から叩かれているのがとても分かりやすく面白い。
意見を述べれば反論にさらされる中、自民党のみんなが思っていることを言う、という方向が一つの正解、もう一つのありうる選択が、この何も言わないという維新の会の姿勢だと思う。
新聞社(というかメディア)が困ることを、それでも無視されないことを見越しているのだとすれば、大したものだなあ、と思う。

これに対して、護憲派の旗色は相当に悪いように思える。
私の肌感覚で恐縮ではあるが、一生懸命叫んで、落伍者、転向者を出さないように頑張っている、そんな印象である。

私個人は、自民党案に沿って憲法を変えることに反対である。
権力の行使は、過度といえるほどに抑制してほしい。
税金使ってやることは最低限でお願いしたく、あれも補助金を、これにも補助金を、ということは辞めて欲しい。
そのためには、他人が犯罪に満たない行為をしているのであれば、公権力の行使以外の方法で対応してほしい。

外国との間の紛争を力で解決してほしいとは思わない。幸福の追求をあきらめたくない。他人の幸福の追求をあきらめさせたくない。

憲法だけが成文でないといけない理屈はないはずだ。
今、日本国民の選択を積み重ねると自民党案のようになりそうな気がするだが、それは正しい道ではないことを共感してほしい。
憲法は議論ではなく、共感を増やすことでしか解決できない問題なのだっと思う。
 
猪瀬直樹東京都知事がニューヨークタイムズに語った内容が騒動になっています。
 
まずは、「イスラム国はけんかばかり」と発言したことを報じられ
http://www.asahi.com/olympics/articles/TKY201304290186.html
 
真意が伝わっていないと都知事が反論、ニューヨークタイムズが記事内容は捏造ではない旨を反論すると、
http://www.asahi.com/national/update/0430/TKY201304290468.html
 
発言を撤回するとインタビューに応じた、と。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130430/lcl13043017010001-n1.htm
 
郷原さんがコメントを出されていて、これはこれで、もうおっしゃる通りだと思うわけです。
 
http://nobuogohara.wordpress.com/2013/04/30/%E7%8C%AA%E7%80%AC%E7%9F%A5%E4%BA%8B%E3%81%AE%E3%80%8C%E8%AC%9D%E7%BD%AA%E3%80%8D%E3%81%AB%E8%A6%8B%E3%82%8B%E3%80%8C%E6%B3%95%E4%BB%A4%E9%81%B5%E5%AE%88%E3%80%8D%E3%81%B8%E3%81%AE%E9%80%83%E9%81%BF/
 
ただ、個人的には幕の引き方を間違えた、という話に過ぎないような気もします。
 
オリンピック開催地の決定に当って、オリンピック憲章が前提とされているという理解がまずあって、そこに照準を当てた場合には、猪瀬さんはまたきっと同じようなミスを繰り返す可能性が高いのでしょう。また同じように、形式的に守るべき規範を守れない、というミスも今後、繰り返す可能性が高いと私は思います。
 
これが企業のトップであれば、本当に何をやっているんだと思うところではあります。
しかし、都知事も、このような他人の作ったルールに則って成果を出すことが求められているのか、というと、それだけが絶対的な正義じゃないんじゃないかなあ、と私は思います。
 
まず、都知事がインタビューの中でおっしゃっているように、自分たちが優れているというアピールは、他との比較で説明するのが分かりやすいです。
またオリンピックは参加することに意義があるという理念はともかく、実際には競技がなされているわけです。
開催地として選ばれるためには、戦って勝ち抜く必要があるのだ、という認識は大きくずれているとは思えないのです。
 
その意味では、他の都市との比較には許容される限度があり、今回はそれを学んだという都知事の発言は理解できないこともないのではないでしょうか。
 
オリンピック憲章で他の都市との比較が禁止されている趣旨は、私が想像するに、非難をしあうことで品位も下がりますし、何より比較されている都市同士にいい感情が芽生え、友好が促進されるとは考えずらいことにあると思います。
私は、都知事が郷原さんのおっしゃるように、真摯に反省して以降二度と他の都市との比較を行うべきではない、とは思いません。本質はそこにもないと思うのです。
 
むしろ、他の都市を引き立てるような比較を行い、結果的に立候補している各都市が引き立つようにしてほしいなあと思います。
それは例えば、「イスラム諸国はけんかばかりしている。しかし、日本だって尖閣を巡って中国とけんかしているし、そのけんかはイスラム圏よりある意味激しいものだ。平和の祭典を東京で行うことでけんかからより遠ざかることができるのはわたしたち日本人だ!」くらいのことを言ってもらえればいいのでは?と思うのです。
 
ピンチをチャンスに変える好機だと思うんですよ。注目が集まっているわけですし。
2012年12月の西東京市の定例議会の議事録を今頃になって読んでいるのだが、やっぱり議事録は面白い。
議会自体が楽しいんだろうなあ、やってる方は真剣なのかもしれないけど。

昨年の12月は市長選直前の定例議会ということで、坂口市長に選挙の出馬について聞いてみたり、イレギュラーな質問、回答が多い。議事録は1級の資料として後世に残る可能性が多いにあると思われるので、ぎちぎちと議事を進めるだけではなく、肉声のようなものが残されているのはいいことだと思う。
石田しこう先生の思い出話もよかったけど、やっぱり最大の読みどころは桐山先生がしゃきしゃき体操の話をしている自分を、狂犬のように思っているんだなー、ぬるい質問しているのに、というところではなく、石塚先生をダシに、他の初々しくもなく若々しくもない議員をさりげなく貶しているくだりだと思う。


これまた脱線ではあるけれど、小峰先生は大丈夫なのだろうか?と本気で心配になる。議事録の書き方に問題があって実際に話を伺っていると普通なのかもしれないが、議事録だけで拝見すると、全く意味の通じないコトバがぽんぽん出てくる。
まずは議員が議会の前にしゃきしゃき体操したらあ?と思ったのと同じように、まずはそのマッサージ、議員さん同士でしたらあ?と思っていたら本当にそんなことを言い出したので面白かったけど。

議事録を読んでいると市職員さんの答弁が非常にしっかりしているのが、いつも気になる。優秀なのかもしれないけど、質問がひどいので比較するとましに見えているだけなのかもしれないなあ、と。

中でも教育長不在という問題については、形式的にいないじゃないかは多くの議員の指摘の通りなのだが、実際に困っていないので問題ないのでは?という行政側(市長側)からの切替しに全く対応できていないのは面白い。
森田先生などはいざというときに責任を持つ人がいないことを問題視されているのだが、いざというときに個人が責任を取れるものなのだろうか、教育というものは。また個人に責任を取らせることのないようにいくつものセーフティネットを用意することこそを頑張るべきではないのだろうか。

さらに、教育長の人選って何故行政側が一方的にやらされているのだろうか。候補者を選ぶだけの話であれば、誰だって行えるでしょうし、各会派の皆様、知り合いに教育長に相応しい人の一人も知り合いが居ないのだろうか?その人を議会に推薦してはどうだろうか?
教育長候補者を議会に付議するのが市長にしか認められていないとかそういう問題でもないと思う。そこまで必要だと思っているのだったら市長に推薦すればいいだけのことなんだから。

方々、現市長は市長就任後、数ヶ月が経ち自民党の皆様方は教育長がその間専任されていないことをどのようにお考えになっているのか、はっきり明言された方がいいと思う。
そして、教育長専任後には、教育長の選任により、教育委員会にどのような影響があったのか、検証する必要がある。その上で、制度について検討していくべきなのは言うまでもない。

ところで、その教育委員会でも議事録を作成している、ということを今さっき始めて知ったところである。で、こちらも市議会の議事録と同様にお目通しいただければ時間の無駄にはなるまいと思う。
っていうか、市議会と同じような応答をしていて、なんとかならないのかなあと思ったりする。

とここまで書いておいて、教育長って教育委員会が専任するもの、なんじゃあないの?っていうか市のHPにはそう書いてあるんだけど、自民党の酒井先生はどんなことを前提に話をされているんだろう。
西東京市の自民党なんだから当然、保谷なおみ先生も本件については同じ意見ってことでいいのかな。

最後に至って分からなくなってきてしまいました。。。

ああ、そもそも議事録を読もうと思ったのは、西東京市で風疹に対する助成が始まるって話があって、風疹にかかるとどれだけ大変なのか、が市のHPに書いてあるのです。そこには、風疹のワクチンが足りてねえよ!って叫びも載っているのですが、市議さん複数が、ワクチンの助成始まったよ!!って書いておられて、これって合わせて、妊婦(とその関係者)以外は接種を控えてくれっていうべきなんじゃあ?と思ったのです。
で、議会でワクチンのことをボクチン質問したんすよ!っていう話があったので、どんなことを話したんだ、と思って議事録を見に行ったのです。3月議会分だったのでアップされていませんでしたが。
ついでに、「と呼ぶ者あり」、のフレーズはやっぱり変だな、と思いました。
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