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東村山市中央公園周辺に住んでいると世界はこう見えています。偏見多めでしょうが。
 
猪瀬直樹東京都知事がニューヨークタイムズに語った内容が騒動になっています。
 
まずは、「イスラム国はけんかばかり」と発言したことを報じられ
http://www.asahi.com/olympics/articles/TKY201304290186.html
 
真意が伝わっていないと都知事が反論、ニューヨークタイムズが記事内容は捏造ではない旨を反論すると、
http://www.asahi.com/national/update/0430/TKY201304290468.html
 
発言を撤回するとインタビューに応じた、と。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130430/lcl13043017010001-n1.htm
 
郷原さんがコメントを出されていて、これはこれで、もうおっしゃる通りだと思うわけです。
 
http://nobuogohara.wordpress.com/2013/04/30/%E7%8C%AA%E7%80%AC%E7%9F%A5%E4%BA%8B%E3%81%AE%E3%80%8C%E8%AC%9D%E7%BD%AA%E3%80%8D%E3%81%AB%E8%A6%8B%E3%82%8B%E3%80%8C%E6%B3%95%E4%BB%A4%E9%81%B5%E5%AE%88%E3%80%8D%E3%81%B8%E3%81%AE%E9%80%83%E9%81%BF/
 
ただ、個人的には幕の引き方を間違えた、という話に過ぎないような気もします。
 
オリンピック開催地の決定に当って、オリンピック憲章が前提とされているという理解がまずあって、そこに照準を当てた場合には、猪瀬さんはまたきっと同じようなミスを繰り返す可能性が高いのでしょう。また同じように、形式的に守るべき規範を守れない、というミスも今後、繰り返す可能性が高いと私は思います。
 
これが企業のトップであれば、本当に何をやっているんだと思うところではあります。
しかし、都知事も、このような他人の作ったルールに則って成果を出すことが求められているのか、というと、それだけが絶対的な正義じゃないんじゃないかなあ、と私は思います。
 
まず、都知事がインタビューの中でおっしゃっているように、自分たちが優れているというアピールは、他との比較で説明するのが分かりやすいです。
またオリンピックは参加することに意義があるという理念はともかく、実際には競技がなされているわけです。
開催地として選ばれるためには、戦って勝ち抜く必要があるのだ、という認識は大きくずれているとは思えないのです。
 
その意味では、他の都市との比較には許容される限度があり、今回はそれを学んだという都知事の発言は理解できないこともないのではないでしょうか。
 
オリンピック憲章で他の都市との比較が禁止されている趣旨は、私が想像するに、非難をしあうことで品位も下がりますし、何より比較されている都市同士にいい感情が芽生え、友好が促進されるとは考えずらいことにあると思います。
私は、都知事が郷原さんのおっしゃるように、真摯に反省して以降二度と他の都市との比較を行うべきではない、とは思いません。本質はそこにもないと思うのです。
 
むしろ、他の都市を引き立てるような比較を行い、結果的に立候補している各都市が引き立つようにしてほしいなあと思います。
それは例えば、「イスラム諸国はけんかばかりしている。しかし、日本だって尖閣を巡って中国とけんかしているし、そのけんかはイスラム圏よりある意味激しいものだ。平和の祭典を東京で行うことでけんかからより遠ざかることができるのはわたしたち日本人だ!」くらいのことを言ってもらえればいいのでは?と思うのです。
 
ピンチをチャンスに変える好機だと思うんですよ。注目が集まっているわけですし。
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