東村山市中央公園周辺に住んでいると世界はこう見えています。偏見多めでしょうが。
同じ光景を目にされている方がいたらうれしいような、 残念なような、複雑な気持ち
ですが。
朝のラッシュ時間、池袋駅の丸ノ内線の改札を通った先に、 銀行通帳を広げて眺めな
がら階段を下る男性がいたんです。
歩きスマホならぬ、歩き通帳。
その男性は年の頃が30代の半ば、メガネをかけ、 短髪でスーツを着ている、まあ十中
八九サラリーマンだと推察される格好です。
スーツの色は黒系、コートも黒系ですが、シャツは白、 特別におしゃれということも
なければ、印象に残る格好でもありません。
着ているモノは皺もなく、清潔な印象、 あるいは安心感があります。
背は170センチくらいでしょうか、 最近の男性にしてはやや低めかもしれません。
ザ・中肉中背という感じで、太ってもない痩せてもいない、 がっちりもしていないと
しか形容しようがない、ような体形でした。
左手には茶色の鞄を持っていたのですが、 右手で通帳を縦に広げて見ています。
家族や恋人、同僚などの知り合いが近くにいた様子はありません。
私は眼が悪いので数字は全く見えませんでしたが、 目のいい人なら、何桁か、くらい
は分かったのではないかと思います。
人前で通帳を開く、 というは私はこれまでほとんど目にしたことのない光景です。
ほとんどの人は行わないと思われます。
理由は二つあります。
一つは、恥ずかしいからです。金額が少なくても、多くても、 誰かに知られること自
体が恥ずかしいです。
かばんの中身を勝手に他人に見られるのと同じような感覚でしょう か、やましいこと
がなくても恥ずかしいのです。
そしてもう一つは危ないからです。
金額が多ければ、 強盗や窃盗などの被害に遭う可能性がありますし、少なければ、何
かを売りつけられるかもしれません。
と、 まあ普通の人があまりしないような歩き通帳をなぜこの男性は行っ ていたのか?
声を掛けてわけを訪ねてはいません。 なので真相を知るすべはありません。
可能性としてはいくつか思い浮かべることができます。
・私(恐らく大多数の世間の人々)と異なり、 他人から通帳を見られることに問題を
感じていない
・ 駅のホームで何らかの取引を行う前に通帳残高を確認したかったが 、時間がなく歩
きながら確認せざるをえなかった
・彼の周囲にいた誰かにメッセージを送っていた(娘を誘拐した、 身代金を支払う意
思があるのなら銀行通帳片手に池袋駅で丸ノ内線の改札をくぐって ホームに進め、そ
の間銀行通帳を片手で持っていろと指示されたとか)
ですが、なんかいろいろと考えていて、 もしかしてあの通帳は彼の通帳でないのかも
なあ、と思いました。
勤め先の会社の通帳とか、遺産相続した親の通帳とかではなく、 たまたま拾ったと
か、間違えて郵便受けに突っ込まれていたとか、 全然自分とは関係のない通帳。
だったら、あの扱いも納得できるなあ、と。
ところで、銀行通帳というのは、 ネットで入出金の明細や残高を確認できる現在、不
思議な存在です。
どうしても紙に印字されたものを持っていたい、 という人がそれほど多いとは正直思
えないのです。
何となく銀行でもらったから持っている、 人が多いのではないでしょうか。
一方で、銀行通帳を使うと( 正確にはキャッシュカードと併用して)預金を引き出す
ことができたりします。
通帳とカードを両方持っていれば本人だよね、 と認証されているというのは、どれだ
け信憑性があるのか、考えると分からなくなります。
一緒に保管していて同時に盗まれたとか、 同時に紛失して拾った人に使われたという
事例が結構発生するのではないか、ということです。
銀行に何かをお願いする(お金を下ろしたいとか、 送金したいとか)ときに、必ず本
人の確認が行われます。
上記のように、通帳とキャッシュカードだったり、 キャッシュカードと暗証番号だっ
たり。
最近ではイオン銀行で指紋により本人を確認する技術なんていうの か出てきていたり
しますし、スマホを利用する方法なども開発途上にあります。
特にスマホの情報をうまく利用することができれば、 例えばですが、毎日特定の場所
(自宅)から特定の場所(職場) へ往復していることを示すことによって住所や勤務
先の証明を行うことができるようになる可能性がありますよね。
途中で話がずれましたが、 そんな未来を同じように考えている人もたくさんいるんだ
ろうなと思いますし、それが自分より早ければうれしいような、 残念なような複雑な
気持ちになります。
ですが。
朝のラッシュ時間、池袋駅の丸ノ内線の改札を通った先に、
がら階段を下る男性がいたんです。
歩きスマホならぬ、歩き通帳。
その男性は年の頃が30代の半ば、メガネをかけ、
八九サラリーマンだと推察される格好です。
スーツの色は黒系、コートも黒系ですが、シャツは白、
なければ、印象に残る格好でもありません。
着ているモノは皺もなく、清潔な印象、
背は170センチくらいでしょうか、
ザ・中肉中背という感じで、太ってもない痩せてもいない、
しか形容しようがない、ような体形でした。
左手には茶色の鞄を持っていたのですが、
家族や恋人、同僚などの知り合いが近くにいた様子はありません。
私は眼が悪いので数字は全く見えませんでしたが、
は分かったのではないかと思います。
人前で通帳を開く、
ほとんどの人は行わないと思われます。
理由は二つあります。
一つは、恥ずかしいからです。金額が少なくても、多くても、
体が恥ずかしいです。
かばんの中身を勝手に他人に見られるのと同じような感覚でしょう
がなくても恥ずかしいのです。
そしてもう一つは危ないからです。
金額が多ければ、
かを売りつけられるかもしれません。
と、
声を掛けてわけを訪ねてはいません。
可能性としてはいくつか思い浮かべることができます。
・私(恐らく大多数の世間の人々)と異なり、
感じていない
・
きながら確認せざるをえなかった
・彼の周囲にいた誰かにメッセージを送っていた(娘を誘拐した、
思があるのなら銀行通帳片手に池袋駅で丸ノ内線の改札をくぐって
の間銀行通帳を片手で持っていろと指示されたとか)
ですが、なんかいろいろと考えていて、
なあ、と思いました。
勤め先の会社の通帳とか、遺産相続した親の通帳とかではなく、
か、間違えて郵便受けに突っ込まれていたとか、
だったら、あの扱いも納得できるなあ、と。
ところで、銀行通帳というのは、
思議な存在です。
どうしても紙に印字されたものを持っていたい、
えないのです。
何となく銀行でもらったから持っている、
一方で、銀行通帳を使うと(
ことができたりします。
通帳とカードを両方持っていれば本人だよね、
け信憑性があるのか、考えると分からなくなります。
一緒に保管していて同時に盗まれたとか、
事例が結構発生するのではないか、ということです。
銀行に何かをお願いする(お金を下ろしたいとか、
人の確認が行われます。
上記のように、通帳とキャッシュカードだったり、
たり。
最近ではイオン銀行で指紋により本人を確認する技術なんていうの
しますし、スマホを利用する方法なども開発途上にあります。
特にスマホの情報をうまく利用することができれば、
(自宅)から特定の場所(職場)
先の証明を行うことができるようになる可能性がありますよね。
途中で話がずれましたが、
ろうなと思いますし、それが自分より早ければうれしいような、
気持ちになります。
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