森林公園って駅があるじゃん。レンタサイクルもあるし、広いし、人もたくさんいるし。
でも、遠いんだよねー。
~twitter :id500~
西東京市には住吉森林公園、という市のホームページの公園一覧にも記載がない公園が存在する。
たまたま散歩途中で見つけ、お邪魔してみた。この公園に足を踏み入れたのは私が人類で始めてではないか、もしかして有史以来の大発見なのではないか、と興奮したりもしたのだが、既に先人がおられた。
http://www.asahi-net.or.jp/~sv5t-ysgk/mataroku0-1.html
場所は秘しておきたかった気持ちもあるが、リンク先に書いてある。これでたどり着けるのか?と思わないでもない。
なお、当該リンク、たまたま見つけて許可も得ずに掲載しているのだが、味わい深い文章でもあるし、また同じようなことに興味を持つ人もいるのだなあという意味でも大変に興味深い。
本題に戻ると、この公園、看板に気づかないと、そもそも入り口があることすら意識されることが少ないのではないだろうか。というより、もっとそもそも、この道を散歩で歩くことになる状況が偶然以外にあまり思いつかない場所にある。
運良く看板に気づいたとして、本当に入っていいの?で躊躇する。多くの冒険者はここで慎みという壁に阻まれるであろう。
中に入ってみると、私は意外と広いと感じた。入り口は窮屈だが、中は広く、温かく・・・と続けるのはただの下ネタなので思っても口にだしてはいけない。口に出すほうがいいのではと思ってはいけない。
誰もいないと全体の雰囲気はいい。都会の喧騒をしばし忘れて森林浴を満喫するには絶好である。プライベート感満載なのだが、どうも、そのプライベートの主が自分ではないような気がするので、物音を立ててはいけないような気がする。誰かの敷地に不法侵入しちゃったような気分になる、のは私が小心なせいかもしれません、いやきっとそのせいです。
訪れた方になんとしてもご覧いただきたいのは、公園の中の看板である。
たまたま曇りの日に訪れたことも重なり、木々にさえぎられてただでさえ太陽燦々とはほど遠い、薄暗い園内、この看板をちゃんと読むと本当に恐ろしいことが書いてある。看板の古さがまた怖さを引き立たせる。一体どこまで落ちてしまうんだろうと心配になる。詳細は現地でご確認いただきたいが、一見の価値がある。
西東京市にはまだまだ観光スポットがたくさんあり、一つでも多く紹介し、一人でも多くの旅行者を呼び込みたい、その旅行者に地元にお金を落としてほしい、できれば私が後日偶然発見するタイミングで、財布毎落としていっていただきたい(といっても小心なので交番まで届けるだけなんだろうけど)、と願ってやまない。