忍者ブログ
東村山市中央公園周辺に住んでいると世界はこう見えています。偏見多めでしょうが。

バレーボール男子日本代表の監督に内定している中垣内裕一氏が交通事故を起こして謝罪会見を行った。

中垣内氏が人身事故 はねられた警備員が重傷 業務中社用車で

 

交通整理の警備員を轢いたこと、バレーボール協会が代表監督に内定したことを取り消す可能性もあることを報じている。

事故自体が痛ましいことは言うまでもない。

ただ、交通事故を起こしたから、と言う理由だけで、組織(この場合はバレーボール協会)の処分が行われることには違和感がある。

事故は誰にでも起こりうるし、適切な処理がなされるのであれば(刑事法上の処罰や、民事法上の損害賠償、法的な論点ではない謝罪等を想定している)それ以上の処分を組織から受ける必要は無いように思える。

日本代表の監督はタレントと同様、イメージも大切なのかもしれないが、その意味では、不倫騒動などでもともとイメージのよくない人選である。

中垣内氏本人が猛省する、と述べている点も考えると、運転者側に重大な過失(居眠り等など)があったのかもしれない。

詳細が分からない以上、なんともすっかりしない話である。

 

いずれにせよ、できるだけのことをして、交通事故で人を轢くことが無いようにしたい。
そして、ひくこと、なのだが、、、

私は風邪をひくことがある、辛いのでひきたくはない。

私は辞書を引くことができる、でもめんどくさくてあまりやりたくはない。

私は、自分でコーヒー豆を挽くことはない、そんな生活には憧れている。

私は恐怖に立ち向かうよりも退くことが多い、チキンである。

私は異性の気を惹く可能性がある(生きている以上)、大いに歓迎したいところであるが、これまでに片手で足りるほどの観測結果しか残してこれていない。

 

ひけないことばかりである。

そして、私は楽器が弾けない。

 

楽器が弾けない、のは、場を盛り上げられない、のと同じで、本来はできるできないと言える事柄ではない。

飲み会で輪の中心となってトークを展開したことは生涯で一度もなかった、としても、くしゃみで場を和ませた、ようなことは誰にだって経験があるはずだ。

上手下手はあっても、できない、と言うことはありえない。

その上手下手と言う技術も明確に測れるものではない。

 

楽器も同様で、音を出すくらいは誰にでもできるし、その音の良し悪しなんて、聞き手の数だけ判断があるはずだ。

楽譜をさらえるか、を技術レベルととらえるべきではない。それは分かりやすい技術の見分け方の一部に過ぎないからだ。

 

では、なぜ、私は自分が楽器の弾けない人間だと思っているのか。

それは、ピアノで猫ふんじゃったを弾いても、何も楽しくないからだ。

タンバリンを叩くと、気分が高揚して踊りだしたくなることがないからだ。

その結果、どうしても断れなくて演奏に参加するとき、以外に楽器を手にしないのである。余計に楽器が楽しくなくなる。

だから、楽器が弾けない、と言わざるを得ないのだ。

 

こういう話をすると、練習して上手くなると楽しくなってくるよ!と反応されることがある。

楽器に限らずスポーツでもそう言われることが多い。

私も全面的に賛成する。

練習することで楽しくなることがある、それも結構ある。

その上で、その楽しさって楽器を弾く楽しさ、自分で音を生み出す楽しさ、他人の音と調和させる楽しさ、とは違うんじゃないかと思う。

そのような楽しさに目覚めることもあるのだろうが、多くは、技術の向上する楽しさ、即ち達成感を得られる、のではないだろうか。

達成感を得るというのは、純粋に音をだすことが楽しいとは遥かに遠く、極論すれば反対にあるもののような気がしてならない。

 

この仮説の当否はさておき、達成感ではない楽しさを感じられるものをここ最近、探っている。

読書であれば、結末が気になり、ページをめくる手を止められない本よりも、読んでいること自体が楽しく終わってしまうのが残念な本に出会いたい。

 

そういえば、私にも一つ、ひけるものが見つかった。

幕を引く。

では。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新CM
最新TB
プロフィール
HN:
mimomemo
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター

Copyright © [ はちこくやまから見える世界 ] All rights reserved.
Special Template : 忍者ブログ de テンプレート
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]