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東村山市中央公園周辺に住んでいると世界はこう見えています。偏見多めでしょうが。

再配達が社会的なニュースとなっている昨今です。

前提として配送業者(クロネコヤマトとか佐川急便とか)がこれまでサービスの改善を重ねてきており、安く、質の高い物流が日本では存在しています。

しかし、ネットを含む通販の拡大により、宅急便の数が増えています。一方で、人口が減少する社会において、配送会社も人手不足です。

そのため、これまで通りの料金で、これまで通りのサービスを続けていくのが難しくなりつつあります

配送会社の改善策は大きく2つあります。

一つは料金を上げること。もう一つはサービスの質を下げることです。

いずれにしても、利用者からすれば、うれしい話ではありません。

そこで、利用者が少し協力することで、配送会社の負担を減らすことができるのではないか、という発想が生まれています。

協力の中身ですが、配送業者からするとコストが増える要因となっている再配達を減らすことです。

多くのネットショップでは配送時間の指定ができることから、その時間に家にいましょうとか。

あるいは宅配ボックスに入れてもらえば再配達が必要なくなるから、積極的に設置しましょうとか。

そんな話になっています。

これが具体的な方策となると、国の施作として国土交通省の取組や環境庁の作ったポスターなんて話になるわけです。

一方で、楽天と日本郵政が提携して再配達しないで受け取った場合にポイントが付く、というサービスも始まりました。

再配達されなければポイントが付く、ようなサービスは宅配業者が独自に行う可能性もありますが、どうやってポイントをつけるかが問題です。

Tポイントが貯まったりするようになるんでしょうかね。

さて、再配達を減らすことが社会全体にとっていいことだ、とわかったところで、わたしは再配達なんてほとんどしてもらわないもん、と思っていたんです。

ゴミの減量に取り組んでいます、とか、環境にやさしいことをしていますぜ、的な感覚ですね。

ところがところが、再配達の憂き目に遭った、というか、再配達に加担してしまったのです。

気持ちとしては、やってもうたー!ですよ。

部屋の電気をつけっぱなしにして1日外出しちゃったときのような気持ち、と言いますか。

ここからが本題です。

その荷物、冷凍物だったのですが、配送会社が、同じ日に2回、届けに来てくれたっぽいのです。

まず、水曜の夜、帰宅して不在票に気づきました。その時点ですでに2回配送されていたようで。

次いで、翌日の木曜、この日も受け取れないので、週末の日曜に受け取れるよう、ネットで手配しようとしたんです。

ところが、冷凍物だからなのか、ネットで再配達日時の指定ができなかったのです。

んで、、コールセンターに電話しようとして、、、

忘れていました。

そしたらですね、木曜に、いらっしゃったようです。これまた帰宅してから不在票を見て気づいたのですが。

申し訳なさが貯まる一方、何で連絡もしてないのに何度も来るのさ、とも思いました。

八つ当たりだと自分でも思っていますが。

金曜になって、ようやく、コールセンターへ電話して、日曜日の配送をお願いしました。

この時、音声ガイダンスに従って、配送日時の指定をしたところで、「受け付けられません、コールセンターへ電話してください』と言われて、いまかけているのが、そのコールセンターじゃないの!?と思いました。

改めて、オペレーターへ繋いでもらい、日曜の再配達をお願いしたんです。

ところが、答えはNo!

ここで初めて、送り主からの指定で、金曜の夜までに配送が必要、とされていることを聞かされます。

その期限を過ぎて保管するのは嫌なんですー、と言われ、そこを何とか、みたいなやり取りを経て、じゃあ土曜日の午前に、こちらが集配センターまで取りに行きますから、それまで保管しておいてくださいよ、という話になりました。

ここで、一応、預かっている荷物を確認して、土曜日に取りに来てもらうかどうか、もう一回連絡するね、と先方(コールセンターのオペレーター)が仰るのです。

で、確認の終わる電話を待つこと1時間あまり、電話がかかってきたのですが、、、

この電話、さっきのオペレーターとは別の人からの電話でした。

さっきのオペレーターが中年のおじさん、今度は中年のおばさん。

中年のおじさんが丁寧にとろとろと対応されるのに対して、今回はマシンガントークです。

そして、荷物の状態を事細かに説明してくれるのです。

発砲スチロールの形状がどうで、それをどうおいて、送り主からの指示で発砲スチロールの蓋を外して保管して、、、と。

やっとのことで話をさえぎって、私としては、金曜の夜までしか保管できないものらしいけど、土曜日に取りに行ってもOK?を知りたいだけなんだ

けど、を聞いてみたところ、ああ、それなら問題ありませんよ、という即答が。

で、翌日、無事に荷物を受け取ることができたわけです。

今回、途中で担当者が代わってしまったことで、混乱が生じています。

これをどうやって解決するかですが、担当者同士のコミュニケーションをもっと促進すべきだ、みたいなことはよく聞くわけです。

もちろん、そうしてくれることが一番いいのは言うまでもありません。ですが、ちょっと精神論に偏りすぎな対応のような気もします。

もっと頑張れ!みたいな。

世の中の多くの事(あるいは問題)はYes/Noの2限では語れないものの、一方で、私たちの身近な問題の大半はYes/Noはっきりしないために混乱しているような気がします。

今回の例でいえば、金曜日を越えて荷物の受け取りができるか否か、のYes/Noす。

口頭での会話の中でYes/Noを確認することは結構大変なのかもしれません。

しかし、メールではもっと簡単にできるはずです。

が、実際にはあまり使われません。その理由は、自分でフォーマットを設定する必要があり、相手がそのフォーマットに対応して回答してこないことが多くあるからです。

半ば強制的に相手にYes/Noを返答させるためにフォーマット、それがメールに埋め込まれる日は近い将来に来るのでしょうか。

ちなみに、何度も再配達された荷物の中身は妻の親戚が美味しさに感動したんだ!ということで、我が家の分も注文してくれた塩辛でした。

妻は好きなようで、どお?と勧められたのですが、正直私はあまり好きではなく。

もごもごしていると、美味しいのか美味しくないのかはっきりしてよ!と怒られました。

まあ、曖昧な回答をするしかないってこともありますね。

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