東村山市中央公園周辺に住んでいると世界はこう見えています。偏見多めでしょうが。
伝言ゲームってやったことあります?
わたし、実際にやった記憶がないんです。
そういう人、意外に多いんじゃないかなあ。
あのゲーム、考えた人もすごいと思いますが、やっぱり誰でも知っているほど、内容にインパクトがあるゲームだと思うんです。
だって、隣の人から聞いたことを反対隣の人に伝えるだけなんですよ。
まさか内容が変わってしまうなんて思わないじゃないですか。
それが、全然違う内容になってしまう。
もちろん、面白いです。そして、伝言って結構、難しいのだな、と思うのです。
「前の天皇陛下はいつも座ったまま」 宮内庁、毎日報道の首相発言を否定 「上皇さまの尊厳傷つけ、極めて非礼」
https://www.sankei.com/life/news/190520/lif1905200036-n1.html
発端は毎日新聞の記事です。
安倍首相が内奏のあと、
「前の天皇陛下はいつも座ったままだったが、今の陛下は部屋のドアまで送ってくださって大変恐縮した」
と言ったらしい(安倍首相本人から直接聞いたわけではなくて、関係者から聞いた)、と報じました。
これに対して、宮内庁は、安倍さんに確認したらそんなこと言ってないらしいし、怒ってるよ、と言っているそうです。
これを受けてネットでは、毎日新聞が安倍首相の発言をねつ造してけしからん、という話で盛り上がっています。
真実を知っているわけでもないですし、解き明かす手がかりも少なすぎるので、毎日新聞がねつ造した可能性も否定できません。
でも、仮にねつ造したんだとすると、一体何が目的だったのだろう、が疑問です。
安倍首相が前の天皇を貶める発言をしたことを報じ、安倍首相の支持率を下げる。
これを毎日新聞の目的と捉える向きもありますが、まあ、それはないと思いますよね。
毎日新聞の記事がネットで見つからないのですが、もし安倍首相を貶めたいのであれば、最後の「大変恐縮した」が不要です。
そうなると、毎日新聞が報じた通りの発言を安倍総理はされたのだろう、ということになります。
宮内庁は否定してんじゃん!と思いますか?
宮内庁は安倍さんに確認したらそんなことは言ってない、と言っています。
いくらでも口裏を合わせられるので、宮内庁が正しいことを言っている、ということにはなりません。
宮内庁の方は毎日新聞と違って意図が明確です。
本人たちが言っている通り、その発言の通りだとすると、「上皇さまの尊厳を傷つける」ことになるのでそれを回避したいのでしょう。
もう一つ、宮内庁は内奏を実際に自分の目で見ているわけではないのです。
実際に前の天皇が座っていたのか立っていたのか、確認すればいいのですが、そうできない事情があります。
それは、ことが内奏にかかわるからです。
内奏は国務大臣(安倍首相)が天皇陛下に対して政治の状況を説明すること、なのですが、天皇陛下が政治には関われない(戦前の反省を踏まえて)ことから内容が開示されていません。
正確な状況は分かりませんが、公開されている写真を見る限り、安倍首相と天皇陛下の二人で、余人を交えず話していても不思議ではない感じです。
さて、毎日新聞の記事は、前の天皇の話、今の天皇の話に分けられます。
宮内庁が否定しているのは前の天皇に関する話です。
ということは、後半の今の天皇はドアまで見送ってくれた、は正しいことになります。
安倍さんがこの発言をされたのであれば、前の天皇はドアまで見送りには来なかった、のでしょう。
では、座ったままだったのか。
それとも、立ち上がったけどドアまでは来なかったのか。
それは、どうともよくわかりません。
毎日新聞が伝言ゲームの末の回答を間違えて聞いた可能性が否定できないのです。
さて、この文章はここからが本題です。
仮に前の天皇陛下が、内奏が終わった安倍首相を座ったまま見送ったとして、それは天皇陛下が非礼だ、という話になるのでしょうか。
私は陛下のお歳を考えれば、座ったままでいいんじゃないかと思います。
いや、総理大臣から何やら難しい話を聞いて、終わったらすぐに立ち上がれ、とか言えません。
私は宮内庁が、普段の上皇の立ち居振る舞いから考えると、と言っていることが怖く思います。
普段、そんなお歳を考えない対応をされているのかと。
それは周りが止めないといけないのではないかと。
安倍首相も、それを非礼だと思って、今の天皇の対応(ドアまで来てくれる)を話したわけではないと思います。
天皇が変わり、やり方が変わって新鮮に思う気持ち。それを素直に、実例を挙げて表現しただけではないでしょうか。
わたくしたち日本国民は、前の天皇陛下が国民のそばにいてくださり、国民とともに歩んできてことをよく理解しています。
長期にわたる公務(と生物的な時間の経過)により、疲労が蓄積されていることも理解しています。
今回の、揚げ足を取るような批判の可能性に備えた宮内庁の怒り方は、日本国民だれもが当然に思うところを、却ってややこしくしているような気がしてなりません。
そんなこと、果たして望まれているのかあ、と思ってしまうのです。
わたし、実際にやった記憶がないんです。
そういう人、意外に多いんじゃないかなあ。
あのゲーム、考えた人もすごいと思いますが、やっぱり誰でも知っているほど、内容にインパクトがあるゲームだと思うんです。
だって、隣の人から聞いたことを反対隣の人に伝えるだけなんですよ。
まさか内容が変わってしまうなんて思わないじゃないですか。
それが、全然違う内容になってしまう。
もちろん、面白いです。そして、伝言って結構、難しいのだな、と思うのです。
「前の天皇陛下はいつも座ったまま」 宮内庁、毎日報道の首相発言を否定 「上皇さまの尊厳傷つけ、極めて非礼」
https://www.sankei.com/life/news/190520/lif1905200036-n1.html
発端は毎日新聞の記事です。
安倍首相が内奏のあと、
「前の天皇陛下はいつも座ったままだったが、今の陛下は部屋のドアまで送ってくださって大変恐縮した」
と言ったらしい(安倍首相本人から直接聞いたわけではなくて、関係者から聞いた)、と報じました。
これに対して、宮内庁は、安倍さんに確認したらそんなこと言ってないらしいし、怒ってるよ、と言っているそうです。
これを受けてネットでは、毎日新聞が安倍首相の発言をねつ造してけしからん、という話で盛り上がっています。
真実を知っているわけでもないですし、解き明かす手がかりも少なすぎるので、毎日新聞がねつ造した可能性も否定できません。
でも、仮にねつ造したんだとすると、一体何が目的だったのだろう、が疑問です。
安倍首相が前の天皇を貶める発言をしたことを報じ、安倍首相の支持率を下げる。
これを毎日新聞の目的と捉える向きもありますが、まあ、それはないと思いますよね。
毎日新聞の記事がネットで見つからないのですが、もし安倍首相を貶めたいのであれば、最後の「大変恐縮した」が不要です。
そうなると、毎日新聞が報じた通りの発言を安倍総理はされたのだろう、ということになります。
宮内庁は否定してんじゃん!と思いますか?
宮内庁は安倍さんに確認したらそんなことは言ってない、と言っています。
いくらでも口裏を合わせられるので、宮内庁が正しいことを言っている、ということにはなりません。
宮内庁の方は毎日新聞と違って意図が明確です。
本人たちが言っている通り、その発言の通りだとすると、「上皇さまの尊厳を傷つける」ことになるのでそれを回避したいのでしょう。
もう一つ、宮内庁は内奏を実際に自分の目で見ているわけではないのです。
実際に前の天皇が座っていたのか立っていたのか、確認すればいいのですが、そうできない事情があります。
それは、ことが内奏にかかわるからです。
内奏は国務大臣(安倍首相)が天皇陛下に対して政治の状況を説明すること、なのですが、天皇陛下が政治には関われない(戦前の反省を踏まえて)ことから内容が開示されていません。
正確な状況は分かりませんが、公開されている写真を見る限り、安倍首相と天皇陛下の二人で、余人を交えず話していても不思議ではない感じです。
さて、毎日新聞の記事は、前の天皇の話、今の天皇の話に分けられます。
宮内庁が否定しているのは前の天皇に関する話です。
ということは、後半の今の天皇はドアまで見送ってくれた、は正しいことになります。
安倍さんがこの発言をされたのであれば、前の天皇はドアまで見送りには来なかった、のでしょう。
では、座ったままだったのか。
それとも、立ち上がったけどドアまでは来なかったのか。
それは、どうともよくわかりません。
毎日新聞が伝言ゲームの末の回答を間違えて聞いた可能性が否定できないのです。
さて、この文章はここからが本題です。
仮に前の天皇陛下が、内奏が終わった安倍首相を座ったまま見送ったとして、それは天皇陛下が非礼だ、という話になるのでしょうか。
私は陛下のお歳を考えれば、座ったままでいいんじゃないかと思います。
いや、総理大臣から何やら難しい話を聞いて、終わったらすぐに立ち上がれ、とか言えません。
私は宮内庁が、普段の上皇の立ち居振る舞いから考えると、と言っていることが怖く思います。
普段、そんなお歳を考えない対応をされているのかと。
それは周りが止めないといけないのではないかと。
安倍首相も、それを非礼だと思って、今の天皇の対応(ドアまで来てくれる)を話したわけではないと思います。
天皇が変わり、やり方が変わって新鮮に思う気持ち。それを素直に、実例を挙げて表現しただけではないでしょうか。
わたくしたち日本国民は、前の天皇陛下が国民のそばにいてくださり、国民とともに歩んできてことをよく理解しています。
長期にわたる公務(と生物的な時間の経過)により、疲労が蓄積されていることも理解しています。
今回の、揚げ足を取るような批判の可能性に備えた宮内庁の怒り方は、日本国民だれもが当然に思うところを、却ってややこしくしているような気がしてなりません。
そんなこと、果たして望まれているのかあ、と思ってしまうのです。
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