東村山市中央公園周辺に住んでいると世界はこう見えています。偏見多めでしょうが。
大津市で子供が自殺した問題は痛ましい。
関係者の態度は、外野から非難する材料を惜しげもなく与えている。
非難することに情熱を傾ける者が後を絶たない一方で、これからどうすべきかに悩む人も多くいる。
いじめをなくすにはどうしたらいいか、いじめの的になってしまったらどうしたらいいか。
多くの意見がなされ、議論がなされ、蓄積されている。
私は、いじめの被害に遭っても、自ら命を絶つことがないよう、子供に対して親や社会ができることの一つを述べたい。
全ての問題を解決する万能薬が発見されるまで、最悪の結果だけでも免れるように、できることはしておきたいと思っている。
子供ではない私たちにできることとは、子供に学校以外の世界を提供することだと思う。
世の中はあなたが思っているよりも広く、時間はあなたが思っているよりも短く、あなたはあなたが思っているよりも価値がある。
そんなことを、教えるのではなく、体感できるかもしれない機会を多く与えてあげることだと思う。
自分とつながりのある大人同士の場に子供を連れて行くことだってその一つだろう。
子供が学校の知り合い以外と触れ合えるサークルに参加させることだってその一つだろう。
ネットだって、書物だって、なんだっていいのだ。
学校の中だけで、子供の中だけで、数人の周りの人たちだけに、悩んで、関心の全てを向けるべきではない。
すべきこと、できること、したいと望むことなんて、まだまだたくさんあるのだ。
そんな機会を作れる大人になりたいと、そんな機会を作れる人を尊敬したいと、私はそんなところから始めたいと思っている。
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