西東京市の市長選挙が2月5日に行われ、
驚きの無い選挙だった。
何点か、気になったことを備忘がてら。
■投票で、候補者名を書くことが必要なのか
今回に限らず、選挙では投票する候補者の名前を書く。
これって必要なのか、といつも思う。
現在の法律でどうか、ではなく、この先も投票の度に、
めんどくさくない?
というか、私は投票用紙に鉛筆で字を書く、
この話が複雑なのは、電子投票が絡むからである。
電子投票を実現するためには、費用(特に初期コスト)
しかし、今のところ、
そのため、課題がクリアされれば、電子投票に以降するのだろう、
その時には、候補者の名前を記入する、
問題はそれが何年先になるのか、分からないことである。
もしかしたら、いつまで経っても実現しないのかもしれない。
いや、
とすれば、暫定的なものになってしまうとしても、
その一つが、マークシート方式である。
マークシートというと、試験でやったよ、という方が多いと思う。
そこまでしなくても、候補者の名前を書いておき、投票する人に〇
実際に、国民審査では実現しているため、
■選挙のコストは下げられないのか
今回の選挙にかかるコストを劇的に下げる方法が一つある。
それは、選挙を行わないことである。
立候補者が一人の場合、選挙が行われず、
そうすると、選挙が行われず、結果的に選挙コストが安くなる(
今回の西東京選挙は、候補者が二人いたから選挙が行われ、
言うまでもなく、
権力の暴走を防ぎ、民主主義を維持するためには、
一般論としては正しい。
ただ、今回の西東京の市長選挙はそこまでして、
恐らく、大多数の人は、そうは思っていないはずだ。
繰り返し強調しておきたいのだが、少数意見は顧みる必要がない、
少数意見のために、コストを負担することも不要だとは思わない。
ただそれは、選挙を行い、
選挙に出馬する自由は、当然に認められるべきである。
しかし、その自由は無条件に行使していいわけではないのだ。
自由を行使することは、説明責任とセットである。
ぜひ、今回の市長選に出馬したことで、何が得られたのか、
■まとめ?
選挙当日の夜、晩御飯を食べながら、杉山さん個人というより陣営ってどういう状況なんだろうと想像していた。
数千万の選挙費用を使い、負けるべくして負ける。
私だったら、いたたまれない。
どんな気持ちで、何を食べたのだろう。
どんな夜を過ごすのだろう。
こんなの妄想ではあるものの、わびしいなあ、と市民に思わせないような政治を期待したいと私は思う。