他人の秘密を盗み見る機会が、人生には何度かあるはずだ。
ちっちゃなところでは、、、
両親が不在だというので、彼女の部屋に初めて招かれ、
ビックなところでは、、、
部長が不在だというので、人事部の同期から、
最近だと、Twitteの裏アカウントを見つけてしまう、
もっとありそうなのは、他人のスマホを手に入れてしまう、
私の経験則上、他人が秘密にしている情報を見て、
見なければよかった、と後悔することが大半である。
相手が自分の好きな人、興味がある人でも、
何故か。
理由の一つは罪悪感である。ちっちゃい人間なので。
ちっちゃいけど、彼女の部屋のタンスは開けていない、
そして、理由のもう一つは、秘密を守れない、
現代は、
その理由はメールである。
間違いメールの存在である。
メールの宛先を間違えただけで、世の中にどれだけの悲劇が、
私たち現代を生きる者たちは、狩猟から農耕へと舵を切り、
恋人にしか見せるつもりのない甘えたメールを職場の全員にばらま
妻にしか見せるつもりのない謝罪のメールを職場の全員にばらまい
同好の士にしか見せるつもりのない本能むき出しのメールを職場の
見られることの辛さについては散々世の中に流布しているものの、
しかし、見る側は見せられる側であって、
間違っても、間違いメールを読まずに削除しただろうな?
こめかみが動いてる?
そりゃあ、あなたが面白いメールを送りつけてくるから。。。