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東村山市中央公園周辺に住んでいると世界はこう見えています。偏見多めでしょうが。

他人の秘密を盗み見る機会が、人生には何度かあるはずだ。

 

ちっちゃなところでは、、、

両親が不在だというので、彼女の部屋に初めて招かれ、彼女が台所(1階)でお茶を入れてくると降りて行った際、部屋(2階)に取り残されて、目の前にはタンスがあるとか。

 

ビックなところでは、、、

部長が不在だというので、人事部の同期から、隔離されている人事部の部屋に招かれ、彼が飲み物でもとってくるよ、と出て行った際、目の前にはキャビネットがあるとか。

 

最近だと、Twitteの裏アカウントを見つけてしまう、なんていうのもあるだろう。

もっとありそうなのは、他人のスマホを手に入れてしまう、だろうか。

 

私の経験則上、他人が秘密にしている情報を見て、楽しい気持ちになることはほとんどない。

見なければよかった、と後悔することが大半である。

相手が自分の好きな人、興味がある人でも、関心のない人でも同じである。

 

何故か。

理由の一つは罪悪感である。ちっちゃい人間なので。

ちっちゃいけど、彼女の部屋のタンスは開けていない、というかそもそも、そんなシチュエーションに立ち会ったことすらない。

そして、理由のもう一つは、秘密を守れない、どこかで誰かに話してしまいそうだから、である。ビックマウスではないが、つい、話してしまうことを止める自信がない。ちなみに人事部に同期はいないし、招かれるってなんだろな。それと、ビックマックは、ビックマック男爵が作ったものではない(M1を見ている人にしか通じない)。

 

 

現代は、自分で意図したわけではないのに他人の秘密をのぞき見してしまう、というか、させられてしまう時代である。

その理由はメールである。

間違いメールの存在である。

 

メールの宛先を間違えただけで、世の中にどれだけの悲劇が、喜劇が生じたことか。

私たち現代を生きる者たちは、狩猟から農耕へと舵を切り、厳しい自然界を生き抜いてきた数千年に先祖様が経験したことのないような体験を数多くしているのだ。

 

恋人にしか見せるつもりのない甘えたメールを職場の全員にばらまいてしまったり。

妻にしか見せるつもりのない謝罪のメールを職場の全員にばらまいてしまったり。

同好の士にしか見せるつもりのない本能むき出しのメールを職場の全員にばらまいてしまったり。

 

見られることの辛さについては散々世の中に流布しているものの、見る側の辛さについては、これまであまり意識されてこなかったように思う。

しかし、見る側は見せられる側であって、それはそれで辛いのである。

間違っても、間違いメールを読まずに削除しただろうな?読んでないよな?という目で私を見るのはやめてほしいと思う。

 

こめかみが動いてる?

そりゃあ、あなたが面白いメールを送りつけてくるから。。。

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